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秋田流で成績アップ、沖縄が学テ最下位脱出

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秋田流で成績アップ、沖縄が学テ最下位脱出

読売新聞 8月25日(月)20時53分配信

沖縄,静岡の皆さんおめでとうございます。

「家庭環境が変わらないと,成績は伸びない」という説が崩壊しそうです。
 
昨年度、小学校国語Aで全国最下位だった静岡県も、正答率が全国平均とほぼ同じにまで改善した。
静岡は「成績不振の学校の校長名を公表」と言いながら物議を醸した。
(最終的には県内で上位の小学校長名を県ホームページで公表した。) 
 
言いわけ無用の理論である。 




引用
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-5617.html


沖縄県が秋田県流で全国学力テスト躍進、静岡県も上昇 やればできると証明


 なぜ?沖縄 算数が最下位から6位に「信じられない飛躍」 ― スポニチ[ 2014年8月25日 20:01 ]など、2014年の全国学力テストの結果で、沖縄県の小学校の順位が上昇したことが話題になっています。中でも特に話題になっているのが、算数の成績。"算数Aでは昨年の最下位から6位にまで急上昇し、調査開始以来、初めて全国平均を上回"ったというすごさです。

 実は"中学校は昨年に続き全科目で最下位"であり、こちらはあんまりうまく行っていないのですけど、それでも「全国平均との差は縮まってきており、改善傾向にある」とのこと。"授業づくりのアドバイスを盛り込んだ冊子を全教諭に配布し、正答率30%未満の児童をなくすよう努めた"成果が現れていると見て良さそうです。

 沖縄県の諸見里明教育長は「『やればできる』と学校の意識を変えるためのさまざまな施策がかみ合った」と評価したそうですが、今までは学校や先生や教育委員会が本気になっていなかっただけでは?と思わせるものです。


 学力テストに関して言えば、全国学力テスト都道府県ランキング2013年中学生 秋田県1位の理由は?でやっているように、秋田県が毎度高い順位であることは有名です。

 別記事の秋田流指導で…学テ最下位から6位に躍進した県 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)(2014年08月26日 08時02分)によると、沖縄県の躍進はこの秋田県を参考にしたというのもあるとのこと。具体的にどういう部分を参考にしたのか?というのは、興味あるところです。

 ただ、記事では、"県では、成績が全国トップクラスの秋田県と教員の交流を行い、板書方法など秋田流の指導を導入"とあっただけ。板書程度でそんなに変わるものなんですかね? 本当に変わるのであれば、全国に広めた方が良いです。いわゆる底上げ、全国的なレベルアップに繋がります。

 それから、今回は、"昨年度、小学国語Aで全国最下位だった静岡県も、正答率が全国平均とほぼ同じにまで改善"しています。これも劇的な上昇です。文科省も「下位層がかなり全国平均に近づいた」としており、底上げの傾向は既に見られています。


 これは良いことだと私は思いました。しかし、順位にこだわりすぎることを懸念していたのが毎日新聞でした。毎日新聞らしい視点ですね。

 学力テスト:沖縄と静岡の成績改善 対策が効果、課題も 毎日新聞 2014年08月25日 20時32分(最終更新 08月26日 02時01分)から、その懸念している部分を挙げていきます。

 基本的に"下位校の校長名公表を表明するなど混乱した静岡県"の話ですね。どうもここは、"児童には県教委作成の「対策問題集」や過去問を解かせるよう市町教委に求め、多くの小学校が実施した"というのが対策だったようです。


・"教員からは「子供を追い詰めたのではないか」と、極端に順位にこだわる状況を批判する声も上がる"。
・ある担任教師は、"新年度早々に児童が「目標は『最下位脱出』」と真剣に答える姿を見て「ここまで追い詰められてしまったのか」といたたまれない気持ちになった"。
・「点数が一時的に上がればいいのか? 本当に子供が心配なら教育予算を手厚くするのが知事の仕事だ」(同教員)
・「過去問で点が上がっても、本当の学力が身についたなんて言えないはずだ」(ある母親)


 テストというもの自体が、すべての能力を計ることができず、ある一部の限定された能力を計っているだけだ…というのは真実なんですけど、「本当の学力」って言い出すと深い話になってきますよ、これ。

 賞賛一転、早稲田大学の恥となった小保方晴子 早大生は恨み節もでは、「受験マシーンが無双する受験方式の弊害役が証明された」としてテストを重視しないAO入試の大切さを強調したコメントを紹介しましたが、AO入試に意味はあるのか? 小保方晴子を生んだAO入試の問題点のことも思い出しました。


 とはいえ、毎日新聞の言わんとすることもわからないではないです。他の授業を犠牲にして、学力テスト対策に時間を割くということになってしまうところまで行くと、「弊害」と言ってよいでしょう。

 ただ、今のところはそういうレベルではないんじゃないかと思いますし、私はひとまず歓迎したいです。

 
 

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